~あなたの一杯~

コーヒーをメインにあなたに合う一杯を探してみましょう!

~コーヒーを淹れてみよう抽出編~

こんにちは♪

 

various cups です!

 

ひとつ前の記事でコーヒーを淹れる前の準備を説明しました。

 

ではいざ準備が出来たら淹れてみましょう!!

 

 

カップにお湯を注いで温まったら捨てよう

 

カップは陶器の物が殆どです。

ぬるくいなる原因となるのでお湯を掛けてしまいましょう。

また、使用しているドリッパーが陶器、金属の場合はドリッパーをカップの上に置いたままお湯を掛けてドリッパーも温めましょう。

 

ドリッパーが冷たいとお湯を注いだ時にドリッパーに触れた瞬間ぬるくなり抽出効率が下がります(味が出辛くなります)

あっちあちのカップとドリッパーにしましょう。

プラスチックの場合は影響受けづらいので湯煎せずOKです!

 

②ペーパーを装着し粉を12g入れる

 

紙を互い違いに折ってドリッパーに装着、

はかりでコーヒー粉を12g入れましょう。

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粉を計量したら山盛りのお山になりませんか??

 

高いとこ低いところがあると抽出バランスが崩れやすくなります。

粉が多いところは味がいっぱい出るが薄いところは味が出る前にろ過されて薄くなどなりますのでフリフリして表面がフラットな状態を作りましょう!

 

 

③お湯をポッドに入れます

 

沸騰したお湯をポッドに入れましょう。

沸騰したてのお湯をヤカンから直に注ぐと高温すぎてえぐ味や苦みが強すぎたりします。

湯温としては90℃~95℃程度が良いと思いますがポッドに移すことでその程度の温度には下がりますので何かに移してから使用しましょう。

 

 

④20gのお湯を全体に掛けて20秒待ちましょう

 

お湯注ぐところまで来ました!

いわゆる「蒸らし」と呼ばれるところですね!

ほそーく慎重に注ぎ全体がしっかり湿るように注いで20秒待ちます。

 

 

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ポイントは「全体に掛ける」「ペーパーにはかけない」

があります。

 

蒸らしを何故行うかというと粉のちーーーーーさい細胞の中には炭酸ガス(二酸化炭素)が入り込んでいます。

ようは空気が入っているので空気が邪魔で粉のなかのなかーまでお湯がしみこまないのですね。

熱いお湯を掛けてその空気を出してから次にお湯を注ぐとしっかり染みて味がじわーっと出るというのが蒸らしの意味なのです。

 

ペーパーに直接かけてはいけないのは紙にお湯を掛けるとそのまま下に下がります。

当たり前ですが粉にお湯が掛かって初めて味が出てきます。

紙を伝ってお湯がカップに入るだけなのでようは薄くなる原因なので気をつけましょう。

 

 

⑤140gのお湯を中央部分にゆっくり注ぐ

 

中央に1円玉程度の円をくるくると注ぎ20g+140gの合計160gになったところで注ぐのをやめましょう。

この時のポイントは「ゆっくりそそぎ」「中央部分だけ」

というところです。

 

 

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ここで味がじわーっと出るところなのでゆっくり注いで味が出るようにしてあげましょう。しかし、先端からポタポタしないように一本の細い糸を垂らすように注湯しましょう。

ポタポタしていると湯面がバチャバチャと暴れてしまいますので加減しましょう。

 

中央部分だけというのはドリッパーの構造上粉の厚みがあるのが中央部分です。

ろ過される時に粉をより多く通過した方が味が出るので中央部分だけでOKです。

 

 

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端とかにお湯掛けたくなるとは思いますが笑

 

 

⑥ポタポタと垂れる程度になったらドリッパーを外しましょう

 

完全に落ちきる前にポタポタあと数滴だけしか落ちないなとなったらドリッパーを外しましょう。

 

 

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コーヒーは注いでいる時に上部に泡が発生していきます。

その中に渋さの原因となるタンニンが含まれています。

コーヒーの粉が泡をキャッチしている間にドリッパーをとってしまいましょう。

 

 

⑦美味しく楽しむ笑

 

後は素敵な時間を楽しみましょう!

 

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強いて言えばですが抽出終わったカップの中は濃度差があります。

 

ドリップの序盤で濃い抽出が行われ、そこからだんだん薄い抽出になっていきカップの底の部分は濃度が濃くなってます。

 

スプーンでしっかり攪拌(まぜて)から飲むと均一でバランスが整った抽出液になります。

カップでくるくる回すだけだと意外に均一にならないのでスプーンで混ぜましょう。

 

JHDC(ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ)など競技会では必ず攪拌してから提供を行っています。

 

 

このコーヒーの淹れ方は「一湯式」と呼ばれ蒸らしの後お湯をずっと注いで完成する抽出です。

 

よく2~3回に分けて注ぎましょうとなりますが、

注ぐタイミングがその日によってまちまちだったりするのでいっぺんに注いだ方が再現性が高いという事と、

 

今回使用した台形型のドリッパーはいわゆる「お湯抜け」がゆっくりなので過抽出(味が出すぎる)ことになるのでいっぺんに入れても薄くなることはなく程よくなるのです。

 

 

 

読み返したら長ーいですが笑

 

「ゆっくり注ぐ」

「中央部分に掛ける」

「蒸らしを全体的に行う」

 

これらがしっかりできれば70点台の赤点取らない程度にはなるでしょう!

 

 

もしチャレンジしたいなーという方はこれを機にレッツドリップ♪

 

 

あれ?なんかうまくいかない?

 

これってどうするのが良いの??

 

 

という方はメッセージやTwitterでも質問受けますのでお気軽に聞いてください!

 

では素敵なコーヒー世界の旅に行ってらっしゃいませ♪